展示会レポート:CO2排出量の可視化ビジネスの覇者は誰か?

第1回脱炭素経営EXPO[春]の出展で来場者が多く集まっていたのは「CO2排出量を可視化します」というビジネスのブース。利用者としても、まずはここからという感じではあるのだが、サービス提供の各社それぞれが競い合って内容を充実させてきている段階。電気の使用量をデジタル化するところからスタートするのだが、それを人力や機械化でこなし、サーバー側でグラフ化して人間向けに分かりやすく見せてくれる。CO2排出量が把握できたら、どうやって「削減」するかを検討することになるが、それを「1企業」の一気通貫で行うか、「複数企業」の協働で行うかという点で違いが出てくる。
一気通貫といっても、実際に手を下すのは専門会社になることもあろうから、サービス提供会社がレップ(代表)として管理代行をすると理解した方が良いこともあるだろう。つまり、サービス利用を開始しても、パソコン画面に表示されたデータを見るだけでは何も進まないので、CO2排出量の可視化は「とっかかり」に過ぎず、その先にあるCO2排出量の「削減」にこそ商機がある。まずはCO2排出量の可視化でスタンダードになることが重要と考えれば、可視化自体は遅かれ早かれ無料になる可能性があると考えるのが妥当だろう。

●第1回脱炭素経営EXPO[春]
https://www.decarbonization-expo.jp/ja-jp.html